カビやシミになったり階下など他の部屋に被害が及んでしまったりするため、迅速な対応が必要です。水漏れを発見したら水道の元栓を閉めて応急処置を行ってください。管理会社に連絡をして、指定の水道業者に修理を依頼しましょう。費用については契約内容と水漏れの原因によりますが、借主に過失がある場合は貸主負担で、経年劣化等であれば貸主負担となるのが一般的です。責任の所在が難しい場合もありますので、写真や動画を撮影しておくと良いです。
賃貸物件に設置されている設備が故障した場合は、管理会社にご連絡ください。
たとえばガスコンロや照明、エアコン、給湯器などはもともと設置されている設備となります。
これら設備は貸主の所有物となるため、借主個人の判断で修理などは行わないほうが良いです。
必ず管理会社に確認をしてください。
カビは水回りで発生しやすいです。汚れの要因によって貸主・借主どちらが費用負担するか変わります。たとえば、家電の排熱などによって壁紙が黒ずむなど、生活上自然と発生してしまう汚れについては借主の責任とならないことが多いですが、換気を怠ってカビが発生し壁紙に落ちない汚れがついた、というケースでは借主の責任となる可能性が高いです。退去時にクリーニング代を請求されてしまうかもしれません。日頃からお掃除をこまめにすることが、トラブル回避のコツです。
近隣住民とのトラブルにも気をつける必要があります。騒音やゴミ出しのルールなどがトラブルの理由になることが多いです。お子さんの大声や、楽器の演奏、生活音も騒音原因となることがあります。なるべく大きな音を出さないように工夫をする、深夜は静かにするなどといった配慮をしましょう。
もし家賃を滞納してしまいそうになった場合は、管理会社に連絡をしましょう。
謝罪とともに遅れてしまう理由と支払い時期の目安を伝えれば、即退去といったことにはなりにくいものです。滞納を繰り返してしまうと信用を失い、物件からの退去を求められてしまいます。
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